来月12日は冷泉荘の誕生日

福岡ビルストック研究会の活動の実践の場である「リノベーションミュージアム冷泉荘」は来月52歳の誕生日を迎えます。誕生祝の計画も進んでいるようです。

人間で52歳というと、平均寿命が延びた現代の日本では、まだ現役バリバリの年齢です。(当研究会のメンバーにも52歳の方がおられますが、大変お元気です)

冷泉荘と同世代の建物の平均寿命は何年くらいか興味のあるところです。

長寿の建物と短命の建物、それを左右するものはなんでしょうか?

いくつかの要素があると思います。 立地、造り方、メンテナンスの状況 … etc.

事務局スタッフが当研究会の活動を通じて感じたのは、決定的な要素は、建物に対する人間の想いだということです。

つまり、人に恵まれた建物は、時代を超えて長く愛されるということです。

冷泉荘は住宅物件としては老朽化し、苦難の時代もあったそうですが、今はいろいろな方が関わり、それぞれの想いを注ぐことにより、“文化施設”として認知されるまでになりました。

ブログ読者の皆さま、7月もいろいろなイベントが開催されますので、ぜひ足をお運び下さい。


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