審査結果発表後 和歌山大学 富永・中谷・藤井『一生もん』学生リノベーション設計コンペティション 賃貸住宅フェア2008in福岡

家族が世代を越えて使い続けることが出来る部屋って?
彼らは、『エコ=使い続ける』と捉え、家族が長く使い続けられる部屋。まさに『一生もん』の部屋つくり、リノベーションを提案。そこには共有スペースとしての地袋が、みんなを結ぶ鍵を握りそうですが・・・。
ここでは具体的に、ある主人公の一生を紹介しています。主人公の誕生する前、つまり主人公のお父さんお母さんの新婚時代では、プライベートな時間と二人の時間を、この地袋がつないでくれます。主人公が誕生したら、そこは彼の格好の遊び場。彼の成長につれてそこは、机になったり、はたまたお母さんは植木を置いていたり・・・。そして主人公の結婚。子供(孫)の誕生。主人公夫婦と親夫婦の2部屋を赤ちゃんは地袋を行ったり来たり・・・。みんなで子供を見守ります。最後は主人公夫婦2人きりの老後の時間。夫婦円満の秘訣…。それは過ごし方が違っても、過ごす場所が同じであること。すべて地袋がみんなをつなげます。
部屋の間取りは変わっても、家族が繋がり使い続ける『一生もん』を提案!

受賞内容
『AIGエジソン生命保険会社賞』
講評
(AIGエジソン生命 大神氏)その世代世代によって、間仕切りで可変させていくということでは、我々の扱っている商品、保険というものと同じです。また、その世代間をつなぐ有機性、というのが見られて非常にシンプルなのですが、長く使うエコというものを感じました。


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