「アクロス福岡」見学&「屋上緑化設計・施工指針」講習会

特定非営利活動法人 屋上開発協会 主催

「アクロス福岡」現場見学・「屋上緑化設計・施工指針」講習会及び創立20周年記念会員交流会 参加レポート (2009.10.9)

1. 「屋上開発」の演出者 = スカイフロントコーディネーター

屋上開発協会の認定資格に「スカイフロントコーディネーター」があります。「スカイフロント」…なんだか広々した開放的な響きがします。当研究会の吉原理事長はこの資格の保持者です。

“ウォーターフロント”が「水辺」なら、スカイフロントは「空辺」か? 「天辺」か?
などと考えるうちに、研究会スタッフは集合場所の「アクロス福岡」に到着しました。

2.「アクロス福岡」は人工の山

「アクロス福岡」は天神中央公園と一体で地域のランドマークとして企画・設計された「人工の山」とのこと。ステップガーデンを案内されながら、それを体感することができました。

建築当初に植えられた76種の植物が育っていく中、鳥が種子を運んできて、築後15年が経過した今では、120種以上に増えています。樹木の生育についてはキャパシティ上、もう限界ということで、今後は種目別に成長促進と抑制のバランスをとっていく方針との説明がありました。

無事、初登頂?を果たしたスタッフは「アクロス山」を下山し、近くにある講習会場に向かいました。

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(築15年を経て、多彩な植物が育つステップガーデン)

3. 講習会で学んだこと   -屋上開発は奥が深い-

講習会で得た収穫は次のものでした。 

(1) 「屋上開発」は学際の知識が必要(建築学+植物学)
(2) 応用分野として「壁面緑化」がある 
(3) 屋上緑化は建設業法で「造園工事業」に分類されている

近年の研究でビルの緑化は「ヒートアイランド現象」の緩和に有効との研究報告も行われています。

福岡ビルストック研究会の本部事務所がある「天神パークビル」も従来より屋上開発に取り組んでいます。屋上に緑化スペースをつくり、住宅で使われていた古い畳を土に還す実験を行ったり、そこで野菜を栽培して1Fの「エントランスカフェ」で食材として使ったりと、アクロス福岡とはまたひと味違う「リサイクル+地産地消」というアプローチです。そこにはスカイフロントコーディネーターの理念が反映されています。

「屋上開発」の解は一つではない。大変奥が深い研究分野だ と感じ入るスタッフでありました。


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