福岡DIYリノベWEEK2018の一週間を終えて
11月5日~11日、福岡DIYリノベWEEK2018が開催されました。
10日(土)は大牟田市に参加11チームが一堂に集い、メインイベントである全員集合シンポジウムを開催。各チームの活動報告プレゼンと、福岡・糸島の代表、熊本、鹿児島チームの基調講演が行われました。
各々活動している場所で抱えている課題はそれぞれで、取り組んでいる活動もそれぞれ違う。
ただ、みんな大切にしている信念や想いは同じくしていて、
今回初めて参加のメンバーとお会いした際も、不思議と以前から知っていたような一体感を感じました。
WEEKメンバーが大切にしている信念、想いは、
「自分の好きな暮らしは自分で創る。自分の好きなまちは自分で創る」
特に今年は、2014年から始まったWEEKの4年間を綴るアーカイブ本を出版。
福岡DIYリノベWEEK tribeリーダーの冨山氏が、活動を始めたきっかけや、チームメンバーとの出会い、
活動に懸ける想いを語りました。
「この活動を通して、貨幣価値ではない価値を自分たちは受け取っていると思う。自分達が単純にわくわくするコトと、そこに社会性活動を掛け合わせ、続けることができれば、まちのひとたちと楽しいことをはじめることができる。」メンバー同士もなかなか聞くことができない、DIYでまちを変えるきっかけになった貴重なお話を聞くことができました。
シンポジウム終了後、11チーム+熊本・鹿児島チームにて「大牟田」の「O」ポーズ。
こちらは、シンポジウムの会場となった「大牟田 ふじ」。
元々キャバレーだったとのこと。重厚感がある内装と、素敵な照明、壁に飾られているアート作品によって、独自の空間の雰囲気を醸し出していました。大牟田には、まだまだ広く知られていない魅力がたくさんあるんだろうな、と大牟田の可能性を会場からも感じることができました。
スペースRデザインは冷泉荘、新高砂マンション、山王マンション、コーポ江戸屋敷で参加させていただきました。
期間中たくさんの方にご見学いただき、本当にありがとうございます。
東京、大阪からのご見学の方や、新聞社の方にて取材をしていただくなど、福岡の取り組みが、WEEKによって全国に発信されるきっかけとなりました。
入社1年目でWEEK初参加の私ですが、印象深かったのは、玉川ビルの入居者さんが、新高砂マンション、山王マンションを見学してまわってくれたことです。
私達の建物管理に対する想いや、古くても大切にきれいに使われている建物の魅力、レトロなパーツのかわいらしさに共感いただけたのかなと思い、とても嬉しく感じます。こうして活動の輪が広がっていくのだと実感できました。
福岡県だけではなく、熊本、鹿児島まで活動が広がり、
九州DIYリノベMONTHとしてスタートアップした本年。
来年の計画も既に始めており、全員集合シンポジウムは久留米市にて開催予定です!
さらなる進化を遂げるDIYリノベと、それに取り組むひと・まちの様子をぜひ、来年もご覧いただけると幸いです。