審査結果発表後 九州工業技術専門学校 末宗・平島・豊山・山口『いき・る-生きた素材を活かした部屋』学生リノベーション設計コンペティション 賃貸住宅フェア2008in福岡
3つのエコワード『①負荷の低減』『②エコマテリアル』『③自然エネルギーの活用』を最大に活かした部屋作りって?
彼らは次のような具体的方法で、テーマである『いき・る-生きた素材を活かした部屋』を提案しています。
まず幅広い窓を活かして、部屋全体に太陽光の届く間仕切りの無いワンルームにしています。このことで昼間の照明は極力使わずに済みます。水周りの壁と玄関の目隠し壁には自然の超エコマテリアル『流木』を利用し、床全体には全面にテラコッタタイルを貼りました。これは冬には自然の床暖房となり、夏にはタイル独特のひんやりとした感触を楽しめます。また壁と天井は漆喰塗りにし空気の浄化と湿度調整効果を狙いました。
このようにエコマテリアルと自然エネルギーを生み出すことにより負荷の低減を実現!まさに生きた素材を活かした部屋になっています。
受賞内容
『INAX賞』
講評
(INAX 野村氏)主題にあるように『生きた素材を活かしてあげる』ということで空間提案だけでなく素材の元々持っている組成とか特徴を活かした、エコ提案をしているということで、この案を選ばせて頂きました。